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物流におけるピッキングを効率化するには?実施すべき施策を詳しく説明!

物流におけるピッキングを効率化するには?実施すべき施策を詳しく説明!
物流業務の中でも大きな役割を果たすピッキング。このピッキングの生産性を高めることで、物流業務のコストパフォーマンスをさらに向上することが可能です。そのため自社の業績を高めたい場合は、ピッキングの効率化に目を向けましょう。

このコラムでは、ピッキングの意味や課題点を述べた上で、効率化のために取り組むべき施策や気をつけた方がよいポイントについて説明します。自社における物流業務全般を改善したい方は、ぜひ最後までこの記事をお読みください。

そもそも物流におけるピッキングとは?

まず、物流におけるピッキングの意味を簡単に説明します。ピッキングは、リスト内容に沿って棚から出荷商品をピックアップすることです。

この作業は物流業務全体の流れにおいて、商品を出荷する前の軽作業に含まれます。ピッキングがなければ顧客に向けて商品を出荷することはできないため、ピッキングは非常に重要な業務の一つです。

  • シングルピッキング:注文ごとにピッキングを行うこと
  • トータルピッキング:複数の注文をまとめてピッキングすること
  • マルチピッキング:複数の注文をピッキングし、仕分けも同時に実施すること

なお、ピッキングには上記のような種類があり、どの手法を選ぶかは企業によって異なります。こうしてピッキングされた商品は、このあと仕分け・検品・梱包などの作業を経た上で出荷されていくのです。

物流の流れに関する情報は、「物流の流れについて解説|業務フローや改善のポイントは?」で詳しく説明しています。本記事と合わせて参考にご覧ください。

ピッキングにおける物流業務の課題点は?

ピッキングにおける物流業務の課題点は?
続いて、ピッキングの業務を実施する上で知っておきたい以下のような課題点について解説します。

  • ヒューマンエラーが発生しやすい
  • 業務に時間がかかりやすい
  • 広大なスペースが必要になる
  • 在庫管理に手間がかかる

①ヒューマンエラーが発生しやすい

ピッキングを人力で行う場合、多くのヒューマンエラーが発生しやすいといわれています。具体的には、「リストを見間違えてしまう」「ピックアップする商品名や個数をミスしてしまう」などのミスが例に挙げられます。

このようなヒューマンエラーが起こると出荷ミスが引き起こされるので、ピッキングを行う際は特に正確性を重視しなければなりません。

②業務に時間がかかりやすい

アナログ作業で行うピッキングには、全体の業務時間が長くなりやすいという問題があります。なぜなら、出荷すべき商品を倉庫内から探すために多大な時間を要するからです。

しかし、現在物流業界は慢性的な人員不足に悩まされています。つまり少ない人員で長時間の作業を実施しなければならないため、従業員一人にかかる業務負担が増大してしまうのです。

これは従業員の早期退職にもつながってしまうので、業界内で悪循環を巻き起こす結果に。こういった流れを防止するため、ピッキングを含めた物流業務全般の効率化に向けて迅速な対応が求められています。

③広大なスペースが必要になる

ピッキングは倉庫から特定の商品を集める作業なので、在庫保管・商品を取りまとめる作業において大きなスペースが必要になります。ピッキングの作業者は長い距離を往復することになるため、作業効率の悪化に結び付いてしまうでしょう。

また、そのスペースを維持管理するために一定のコストが発生してしまうという面もあります。規模があまり大きくない企業にとって、こういった懸念点は事業継続の有無に大きく関与してしまうのです。

関連記事:物流費の計算方法とは?コスト削減に向けてどう対応すべき?

物流業務においてピッキングを効率化するためにすべき施策は?

物流業務においてピッキングを効率化するためにすべき施策は?
物流におけるピッキングの意味や課題点について理解したところで、次はピッキングを効率化するためにやっておくと良い施策を紹介します。今回は代表的なものを一覧として5つ取り上げたので、ぜひ参考にご覧ください。

  • マニュアルを作る
  • ロケーションを変更する
  • 倉庫内の整理を行う
  • 関連システムを導入する
  • ピッキングの手法を変更する

物流のピッキングを効率化するために気をつける点は?

物流のピッキングを効率化するために気をつける点は?
ピッキングの効率化に向けて新しい施策を取り入れるだけでなく、その時に気をつけるべきポイントを意識することも大切です。

従業員の負担を増やさないようにすること
ほかの業務にも目を向けること

①従業員の負担を増やさないようにすること

ピッキングの効率化を進める一方で、従業員の負担を増やしてしまうような施策は避けましょう。

たとえば関連システムを導入したとしても、適切なレクチャーを実施しなければ、そのシステムの存在が逆に業務の負担となる可能性があります。現場で働く従業員と積極的にコミュニケーションを取り、効率化に向けた施策が形骸化しないように配慮しましょう。

②ほかの業務にも目を向けること

ピッキングの効率化のみに集中していると、輸配送業務をはじめとしたほかの物流業務が滞ってしまう恐れがあります。そのため、ピッキング以外の業務にも目を向けた上で、物流業務全体の効率が高められるように意識することが大切です。

効率化に関する知見を深めるためにも、具体的な事例を参考にすることが重要になってきます。「物流の効率化事例まとめ|業界の現状や気をつけるべき点も解説」では北王GROUPの導入事例を紹介していますので、ぜひご確認ください。

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